【FLASH BACK 200X】感動と笑いの涙が夜風に凍みる2004年11月作品【キミとボク Ver.2、The Mother Mars】
一日の寒暖差が多く紅葉もピークを迎えている今日この頃ですが、2004年11月はG-STYLEさんの代表作である3歳シリーズが書籍化され『3歳シリーズ きちゅび』として発売されたり、shockwave.com AWARD 2004にてルンパロさんの「フルスロットル・マイナス」がグランプリを受賞するなど、FLASHの隆盛が極まっていた一ヶ月でした。
■終わらない鎮魂歌を歌おう-青年のウタ-
新米死神と自分の死期を知ってしまったサラリーマンの新シリーズ。サラリーマンの家族に対する思いや死に神としての立場の葛藤など、登場人物の心理が巧みに描かれています。
・偽与野区役所
■キミとボク Ver.2
一匹のネコの視点から青年との出会いから別れまでを綴った作品。2011年に実写映画化された作品でもありますが、英語版のリリースをきっかけに制作された本作は、銀王号のキャラクターデザインを始め、様々な点がブラッシュアップされています。
・UNIVERSAL RADIO
■The Mother Mars
土星からの侵略に対して立ち向かう人々を描いた火星を舞台にした長編SFアニメーション。2000年に公開されたMM00をベースに4年の時を経てようやく公開された作品でした。
・MoRinono
■正男君と主体石
shockwave.com AWARD 2004で受賞されたFROGMANさんの「菅井君と家族石」をモチーフとした某一族のパロディ作品。パロディというにはあまりにもストレートなキャラクターと会話の内容に笑いの絶えないシリーズです。
・olo(,,・д・)
【FLASH BACK 200X】Flash板に波乱の種が投下される2004年10月作品【(゚∀゚) ラヴィ!!、マイヤヒ】
そろそろ秋も深まると思いきや未だに台風が訪れる今日この頃ですが、台風18号は今晩から明日にかけて日本列島を横断しますので皆様くれぐれもご注意ください。さて2004年10月といえば、定期的にブームを巻き起こす空耳Flashの中でも、ラヴィやマイヤヒが数多く公開されていたほか、接点tの荻野氏をはじめとする代ゼミ講師陣の講義ネタなど音MADのFlashがブームとなっていた時期でした。そんな時期に注目を浴びた4作品をご紹介します。
■(゚∀゚)ラヴィ!!
「きみのためなら死ねる」のテーマ曲から生まれた作品。いわゆる電波性の高いキャッチーなフレーズが空耳ブームに近い盛り上がりを見せて様々なFlash作品が生まれましたが、その先駆けとなったのがヨガ鳥さんの本作です。
■マイヤヒー
当初は空耳作品として一世を風靡したものの、その後メジャー化されたことでのまねこ問題へのきっかけとなったいわく付きの作品です。マイヤヒFlashで有名なのはわたさんの本作のほかにも碇家さんの「マイヤヒ」が話題でした。
■コアラッコ
ラレコさんの初期作品として人気が高かったのが、先月紹介したぷっぷくちゃんと本作のコアラッコではないかと思います。鼻を取ることができるコアラですが、毎晩鼻のメンテナンスを怠らなかったり、盗んだバイクもきちんと返したりする律儀な一面を見せています。
■DROPOUT’S BREAK DANCE
cranky氏の楽曲が懐かしさを感じさせる失恋や孤独といった悩みを抱えながらもダンスに懸ける少年少女たちの葛藤を描いた作品です。
自作3Dモデルによるごった煮のアニメ『gottAnime』
■42. gottAnime (short anime)
1年近くの制作期間を経て完成したBlenderによる自主制作アニメ。剣を持った見るからに怪しい男がメイドのいる喫茶店に入ってきたことからスタートするバトル。変身したり、ロボットが登場するなどどんどんスケールの大きくなる戦いが繰り広げられますが、後半は男視点の展開によってメイドに近づいてきた目的が明らかになります。