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【CloseUp Flash Reloaded】DIGITAL CONTENT EXPO2008 イベントレポート
2008年10月23日(木)から4日間に渡り日本科学未来館および東京国際交流館で最新のデジタルコンテンツ技術による研究成果や芸術作品を体験できるイベント「デジタルコンテンツエキスポ2008」が開催された。今回は4日間で2万人が訪れた本イベントの中で「フラッシュアニメ台頭後のクリエイター事情/個人制作作品から見える新たなチャンネル」と題されたトークセッションの模様をお伝えしよう。
講師はお馴染みFlashアニメーション作家のルンパロ氏と編集家の竹熊健太郎氏のお二人。今回のセッション開催の趣旨として、新しい人材を知る機会が色々開催されているコンペティションの中だけで良いのかという疑問から、一つの道筋を紹介することで作家がどういう方向に向かっていけば良いかと示すことであることが述べられた。
また「フラッシュアニメ台頭後~」というタイトルであるものの、今回紹介される4作品は全てフラッシュではないことが言付けられた。
続いてフラッシュアニメ台頭後のクリエイター事情を紹介する上でフラッシュというソフトがどういうものであるかという紹介が実演で紹介された。フラッシュの優れている点としてプレビューが瞬時に見れるところであることが語られた。
【FLASH BACK 200X】イベントラッシュに忙殺された2004年7月【flash★bomb’04 その3】
3週連続でお届けしたflash★bomb’04。ラストは観客の度肝を抜いた至高の5作品を紹介します。
■フルスロットル・マイナス
犬のキャラクターである「ズモモ」と「ヌペペ」がバトルを繰り広げるバトルアニメーション。イベント公開当時は『新作でい!バーロー』というタイトルであったが、一部シーンを削除したうえで公開されたのが本作である。コレまでのFlash作品の常識を覆す細やかな動きが話題となり、「DoGA CGアニメコンテスト」や「shockwave.com AWARD2004」など国内外で行われた数々のコンテストでのノミネート・受賞を経て、書籍化やTVアニメ化されたルンパロ氏を代表する作品です。
・rumparo-tita
■RIDE
四畳半神話大系のエンディング制作にも携わった映像作家 細金卓矢氏が2501名義の時期に制作されたMotionGraphics作品。村上春樹の小説「ダンス・ダンス・ダンス」をモチーフにしたという本作ではMG系の中では珍しく、メッセージと映像を合わせた演出でありストーリー性のある映像となっています。
■魔法使い!?まなみ
賢者の石を手に入れるために城内を探検する3人組の物語。現在ニコニコチャンネルで配信されているアニメ『あぐかる PLAY WITH IBARAKI編』の作画監督を担当しているたけはらみのる氏が制作した本作はその後声入りのリメイク版が東京国際アニメフェア2009で公開されました。
・こしあん堂
■Montage Graphics
様々なオブジェクトによる多彩な演出が魅力のMonoChrome氏のMotionGraphics作品。MG系としては落ち着いた色彩やBGMでありながら各シーンの繋ぎがすばらしく観客を魅了した氏の代表作の1つです。
■オーニソプター
ボレロのBGMに乗せて優雅に羽ばたく飛行機械を描いたアニメーション。固定シーンながらも小ネタを挟みつつ目まぐるしく変わる背景描写が見るものを飽きさせることなく、ストーリー性を感じさせる結末へと持って行ったことが印象的な作品です。
・ 弥栄堂