今回で最終回となる「FLASH BACK 200X」。紹介してきた作品は主に2002年から2007年までの6年間でしたが、その間Youtubeやニコニコ動画の台頭により作品公開の場は個人サイトから動画サイトへと移っていきました。宣伝の場という点でも2ちゃんねるからmixi、twitter、FacebookなどのSNSへ移行していったことで、ある意味Flash紹介サイトとしてのイイアクセスの役割は2007年時点で終了していたのかもしれません…
そしてそこから10年後の2017年7月26日、AdobeがFlash Playerを2020年に終了することを発表しました。Webサイトを華やかに彩っていた『Flash』が近い将来、名実ともになくなってしまうのは何とも寂しい限りです。
Flash黄金時代を色鮮やかに飾った作品やそれらの行く末を憂慮した記事がありますので、参考としてご紹介します。
・「Hatten」「ゴノレゴ」「ムネオハウス」――“Flash黄金時代”が生み出したもの (かーずSPのインターネット回顧録)
・「Flash終了」までの20年とはなんだったのか? ネット文化からアニメへ至るFlashの歴史を振り返る
・失われていくデジタル作品をどうアーカイブすべきか? 「メディアが消える時代」のマンガ・アニメ・ゲームを守るには
II-Accessとしては、もう一方の連載はしばらく続きますし、気になった動画はちょくちょく紹介していくので来年もよろしくお願いします。
■あゝ、栄光のFlash黄金時代
吉田君がFlash黄金時代を解説する作品。おもしろ動画を中心に話題になった作品を紹介しています。
■ふら☆すた もってけ!フラッシュそうこ
2chキャラ、ラサイト、小小系列、ゴノレゴなど…感傷に浸らずにはいられないキャラクターの数々をらき☆すたOPにのせて紹介しています。何もかもが懐かしい…
■NICONICO TRAVEL
カギさんの「TOKYO TRAVEL」を元にニコニコのトレンドをスタイリッシュに紹介したPV作品です。「ふら☆すた」とあわせて見るとFlashからニコ動へと移っていった流れを感じさせられます。