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【FLASH BACK 200X】Flash板に波乱の種が投下される2004年10月作品【(゚∀゚) ラヴィ!!、マイヤヒ】


そろそろ秋も深まると思いきや未だに台風が訪れる今日この頃ですが、台風18号は今晩から明日にかけて日本列島を横断しますので皆様くれぐれもご注意ください。さて2004年10月といえば、定期的にブームを巻き起こす空耳Flashの中でも、ラヴィやマイヤヒが数多く公開されていたほか、接点tの荻野氏をはじめとする代ゼミ講師陣の講義ネタなど音MADのFlashがブームとなっていた時期でした。そんな時期に注目を浴びた4作品をご紹介します。

(゚∀゚)ラヴィ!!
kimishine01
「きみのためなら死ねる」のテーマ曲から生まれた作品。いわゆる電波性の高いキャッチーなフレーズが空耳ブームに近い盛り上がりを見せて様々なFlash作品が生まれましたが、その先駆けとなったのがヨガ鳥さんの本作です。


マイヤヒー


当初は空耳作品として一世を風靡したものの、その後メジャー化されたことでのまねこ問題へのきっかけとなったいわく付きの作品です。マイヤヒFlashで有名なのはわたさんの本作のほかにも碇家さんの「マイヤヒ」が話題でした。


コアラッコ


ラレコさんの初期作品として人気が高かったのが、先月紹介したぷっぷくちゃんと本作のコアラッコではないかと思います。鼻を取ることができるコアラですが、毎晩鼻のメンテナンスを怠らなかったり、盗んだバイクもきちんと返したりする律儀な一面を見せています。


DROPOUT’S BREAK DANCE
DROPOUT'S_BREAK_DANCE
cranky氏の楽曲が懐かしさを感じさせる失恋や孤独といった悩みを抱えながらもダンスに懸ける少年少女たちの葛藤を描いた作品です。

【FLASH BACK 200X】アニパロと空耳に沸いた2002年10月【キングゲイモナー 機動戦士アッガイ】


ネット界隈ではアニパロや空耳で多くの笑いを振りまいていたFlash作品ですが、Shockwaveでは『OH!スーパーミルクチャン ミルクのIT革命』がスタートするなど、本格的なアニメやPVも作れる可能性を見せ始めたのが2002年10月でした。


怨霊戦記mona


確かモナーが登場するゲームを作るスレから生まれた格闘ゲームPV(だったはず…)。GROOVE ON FIGHTを彷彿とさせる完成度の高さから当初はネタFlashであったものの、ゲーム化への期待が集まり本当にゲーム化されてしまった類い希な作品です。


キングゲイモナー


キンゲダンスで一世を風靡したキングゲイナーOPの2chバージョン。1さんと8頭身を中心に当時の2ch AAオールスターが登場するアニパロ作品です。


機動戦士アッガイ mission6 「再会、アッガイよ…」 A part

アッガイと搭乗者のアカハナを中心に描かれたガンダムのパロディ作品。2001年にスタートしてから現在も連載されている長期Flashアニメです。当初はGIFアニメでの連載でしたが、本作品から初のカラー化とFlash化が実現されています。

NEW 大雷音寺 本館


FLASHを作ってみますた~トゥートゥートゥマシェリーに魅せられて~


はちゅねミクの生みの親として知る人ぞ知るotomaniaさんのデビュー作品。空耳楽曲として当時人気だった「トゥ・トゥ・トゥマシェリー」を独自にアレンジした曲でAAとコラボレーションしています。


HOSH.TV


AAトーナメントの支援Flashとして制作された作品。きっかけは些細な出来事であってもそれが2chを通してブームに盛り上がっていく流れが紹介されています。動画は2の誕生秘話のみですが、Flash版では1と3の動画もありますので上記のテキストリンクからご覧ください。

ほっしゅのとりこ―ほっしゅ毬藻ファンサイト―

【FLASH BACK 200X】多大な影響を及ぼした作品が多く生まれた2002年9月【num1000 キッコーマソ さいたま】


当時のFlash板では「50レス目に出たネタでフラッシュ作れ」スレがFlash職人の登竜門として活況でしたが、モナー板からも様々なAAキャラが誕生していました。中でもFlash作品をキッカケとして多大な影響を与えたAAキャラが登場したのが2002年9月でした。

1000キタ━━━ (゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚) ━━━━!!!!!!!!!!


「50レス目に出たネタでフラッシュ作れ」のPart1スレから誕生した2ちゃんねるFlashにおけるMotionGraphicsの先駆け的な作品。後にnum1000のリミックス企画のイベントが催されたり、当時BM98界隈で人気のあったCranky氏の楽曲がFlash作品に使われるようになったキッカケも本作であることなどFlash職人に多大な影響を与えた作品です。

スキマ産業


戦え!キッコーマソ


「醤油入れ」スレにて誕生したキャラクターをアニメOP風に仕立て上げた作品。奇抜な格好が受けたのかOPの歌が受けたのかは定かではありませんが4chanなどで紹介されたこともあり、後に英語版を制作したくらい海外でも大ヒットしたAA Flash作品の1つです。

Yogatori


さいたまFLASH


元々は自民党のシンボルマークのパロディであったはずが何故かさいたまを叫ぶようになって、様々なパロディが作られるようになったAAキャラ。当時様々なさいたま作品が集められた「さいたま情報収集所を見るとFlashだけでなく音楽やゲームなど様々なジャンルに展開していたことがわかります。


機動天使ミカソ


デスクトップ常駐型アプリとして当時人気だった「伺か」をモチーフとしたMAD作品。当時デフォルトゴーストであったさくら(偽春菜)やうにゅうが本作にも登場しますが、キャラクタやプラグインなどを開発・拡張できることから現在も様々なキャラクタが生み出されています。


TV-Shop


モナーとギコによるテレビショッピング的な作品。当時世間で問題となっていた産地偽装問題を面白おかしく皮肉っています。

モナ倉本店