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【FLASH BACK 200X】寒さを克服する熱さを秘める2005年2月作品【ル8ン三世、う○ぎ】


今月は東京都心でもちらほらと雪が降り寒さもひとしお身にしみるこの頃ですがいかがお過ごしでしょうか? さて2005年2月といえば大阪で開催された『FLASH EXPO ’05 ~ 閃光動画万博 ~』が大きな話題を振りまいてました。他のイベントよりネタ色の強い作品が多く、ノリの良さも相まって笑いの絶えないイベントでした。


ル8ン三世


FLASH EXPO’05で上映された8頭身&1さんによるルパン三世オープニングのアニパロ作品。8頭身&1さん以外のAAキャラの配役も絶妙で登場人物馴染みの演出が上映された会場を爆笑の渦に巻き込んだ傑作です。


う○ぎ


flash★bomb’04で公開された「ツギハギ」に続いて制作されたシリーズ2作目の位置づけとなる作品。前作がネコの視点から女の子との関係を描いていたのに対し、本作は女の子の視点から孤独と他者への反発を解消するきっかけを掴む展開を描いてます。


今日も今日とてテープは回る


聴覚に残された記憶を蘇らせる稼業「心響屋」を営む姉妹の物語。音を撮っていくストーリーを一切のセリフなしで繋げていくことで、録音稼業の大変さを物語っているように感じられます。

偽与野区役所


BRACKBIRD


ロボットバトルアニメーション。変身シーンをはじめミサイルや爆発が繰り広げられる様子はまさに80年代アメリカンヒーローアニメ風の演出となっています。

釜プロ

【FLASH BACK 200X】イベントラッシュに忙殺された2004年7月【flash★bomb’04 その1】


2004年7月といえばFlash板的には最も暑い時期を迎えてました。「こしあん祭り STEP by STEP」「KF★B」「flash★bomb ’04」「映夜祭04 -エイヤッサ- 」「FLA・BEGINNERS 2nd Challenge」…これらすべてのイベントががほぼ同一の週に集まるというFlashニュースサイトにとっては鬼のようなイベントラッシュでした。その中でもやはり注目の的であったのが珠玉の作品が目白押しのflash★bomb。というわけで今回はflash★bomb’04作品を3回にわたってお届けします。


山田君ロックンロール


パブで昔のクラスメイトに出会った山田君の恥ずかしい過去をロックンロールに乗せて語るMV的な作品。ライブ感を生み出すための手拍子の演出やラストに迎えるオチが衝撃的でした。

ホットウェルタンク


特急になりたかった犬(ぞぬ)


AAキャラである“特急ぞぬ”をモチーフに飼い主に対する忠犬ぶりに感動を巻き起こしたぼんでさんの作品。危険を察知して走りだす犬の躍動感が子供を助いたいという気持ちを感じさせます。


おわりのはじまりのおわりのおわり


2chスレでよく見かける口論を時代劇的な演出に変換した大沢駿氏の作品。キーボードを剣に変えて戦うのはサイバー空間ではなく時代劇という斬新な演出や緩急をつけたカメラワークが緊張感を生み出しています。

BEMOD


ツギハギ


ささきあいさんによる雨の中で拾われたネコと女の子の物語。幸せの中にいても過去の自身とのギャップに苦しむネコが女の子の優しさに触れたことで前を向いて進めるようになる展開が、観客の心に静かなざわめきと安らぎを与えた作品です。