【CloseUp Flash Reloaded】かーず×GilCrows 年末スペシャル対談 (1)
今年も様々なFLASHムービーが生まれ、それらの作品が各メディアに進出を果たすなど目覚ましい躍進を遂げた。そこで今回は、年末のスペシャル企画としてFLASH界隈に詳しいお二方をお呼びし、2006年のFLASHの動向について存分に語っていただいた。
≪対談者プロフィール紹介≫
かーず…2001年11月より本格始動して早5年のFLASH兼萌え系ニュースサイト「かーずSP」管理人。大のFLASH好きであり、それが高じて今回『かーずSP選 FLASH大全VOL.1』(インフォレスト刊)を出すほどである
Gilcrows…国内外のWebアニメーション、モーショングラフィックスを中心に紹介するニュースサイト「GilCrowsの映像技術研究所」管理人。最近では、映像作品だけでなく映像作家にもスポットを当てた記事を紹介している
UG-K…ここを読んでくれている人なら当然知っているCloseUp Flashを支える国内最大Flashニュースサイト「イイアクセス」管理人。今回の対談のまとめ役。
UG-K:今年はFlash界隈に取って大きな躍進となる年だったと思います。そこで、今年生まれた作品やコミュニティの動向などについてどのような一年であったか、Flashにお詳しいお二方の意見を伺わせていただこうと思います。よろしくお願いします。
かーず:よろしくお願いしますー
GilCrows:よろしくお願いします。
【CloseUp Flash Reloaded】ひと味違うクリスマスストーリー
今年も恒例のクリスマスシーズン、世間では今月初めから既にクリスマスツリーや街路樹のイルミネーションなどクリスマスムード一色となっている。クリスマスといったらやはりサンタやトナカイが登場するような心温まる物語をイメージするだろうが、ここは一つこれまでのクリスマスに対するイメージを覆すようなクリスマスストーリーを紹介する。
■HAKOBI-NIN
クリスマスとは縁のなさそうな世界で繰り広げられる和風ファンタジー活劇。休戦条件のために隣国へ送られた姫に届け物をする命受けた「時間指定お届けの三田」が、それを阻止しようとする忍びの一味と戦うストーリーだ。この作品の面白さはまさに時代設定にある。もし江戸時代にもしサンタがいたらきっとこんな戦いがあったのかもしれない。こういった一風変わったアイデアはどこから得られたのだろうか。
「キッカケは忍者アクションとクリスマスアドベンチャーゲームの二つのネタを考えていたところどちらもインパクトがなかったので合わせてみたら意外としっくりきたとか、そういう感じだったと思います。繰り返し見て楽しんでもらえればと思います。」(so-shi氏)
それにしてもこのオヤジ、ノリノリである。服を破ってパワーアップしたかと思えば、鹿に馬乗りになって届け物を送る姿はまさにお庭番といえる活躍だ。また、so-shi氏が語られたアドベンチャーゲームの要素として、届け物にいくつかのパターンが存在する。画面上のどこかをクリックすることでヒントがつかめるかもしれないので是非チャレンジしてみてほしい。
・project.GAEA
【FLASH BACK 200X】Don’t worry. Be happy.な2007年11月【ラスト2回】
先月は2週にわたって季節外れの台風で散々な週末でしたが、今月は穏やかな天気に戻って良かったですね。
さて2007年11月は、ランキングサービス「ReadMe!」終了したことが印象的な月でした。ネットコミュニティが個人サイトからブログ、SNSへ移行していったことを顕著に示した出来事であり、サイトのあり方を考えさせられる時期でもありました。
■ホシノ☆オニオン
livedoorネットアニメで連載された太陽系防衛組織ホシノ・ユニオンに配属された新人で元気が取り柄の少女「オニオン」の前に地球の危機が訪れるスペースドタバタコメディ。YUKINOに近い舞台設定にコメディ色を交えつつもラストに向けてはシリアスな展開が描かれています。
・Morinono
■ミュージックファイター初音ミク
砂吹旅人さんによるアクション満載のショートムービー。パンツ全開ネギ一本で巨大な敵に立ち向かう初音ミクが勇ましく描かれています。