Flashのサポート終了までいよいよ24時間を切りました。
でも本当のところ、作り手でもない自分としては正直それほど感慨深いものはなかったりします。
盛り上がっていたあの頃をFlash黄金時代とタグ付けられることもあります。
しかしそれは視聴者側の立場からの視点であり、作り手にとってどこがピークなのかは人それぞれであり、終わったあとに振り返ってみてはじめて解るものではないかと思うんですよね。
とは言いつつも当時のムーブメントを語る貴重な機会を頂いたので、座談会の中でお話しました。
座談会の中で紹介しきれなかった作品については twitter (@iiaccess) でも紹介しているので、お時間があればFlashのサポートが終了する前に見てください。
でもtwitterで紹介した作品の多くは、Youtubeやニコ動に掲載されているものだから、来月になっても普通に見れちゃいます。
当時制作者から忌み嫌われていたFlash倉庫を始めとする転載サイトやそれをさらにYoutubeやニコ動に転載した人のおかげでより多くの人に広まった一面もあります。
制作者のホームページ消滅とともに失われてしまった作品が転載行為によって、今こうして振り返ることができるのはなんとも皮肉なものです。
Flashが終わると言っても、所詮動画フォーマットの1つがなくなるだけのことです。
たとえFlashが再生できなくなっても、これからもYoutubeやニコ動で鑑賞できるわけですし、Flashから生み出された様々なものが終わるわけではないのです。
「形を変えて延々と紡がれていくものがあるのだ」ということが、Flashのサポート終了に対してモヤモヤした思いを整理して出した結論でした。
それでは皆さん良いお年を!