【FLASH BACK 200X】一年の締めくくりに見てみたいFLASH 2003年12月【第二回紅白FLASH合戦 その1】
毎年思うことながら今年もあっという間の1年を迎えてしまいました。寒さも一段と厳しくなっているこの頃ではありますが、来年も良い年になることを願うばかりです。当時のFLASH界隈では、年末と言ったらやはり紅白一色の模様となっていました。昨年の第1回の成功やブームの波に乗っていた時期でもあり、期待せずにはいられない空気に満ちていました。というわけで今月は2回に分けて紅白作品のいくつかをご紹介します。
■それはまるで桜のようで
駅のホームで電車を待つ間、初めてこの街に来たことを振り返るMusicVideo風の作品。雪降る寒さの中に心温まるエピソードが染み入ります。
・なにかがだめぽ
■雪のしぃずく(リメイク版)
saharuさん制作によるひき逃げにより死んでしまったしぃの仇を打つギコの物語。だれも救われない展開や発砲シーンのグロ演出など衝撃的な作品でした。
■season -シーズン-
全ての季節に感謝の心を綴った少女の一年を描いた作品。季節の移り変わりと共に徐々に衰えていく姿に何ともやりきれない思いが残ります。
・ワシの部屋
■EDEN
廃棄された人形が森の中を彷徨っていく中、様々な出来事を体験していく物語。ぴんばにさんのこれまでの作品とは全く違った幻覚・狂気系に通じる作風に当時多くの観客に衝撃を与えました。
■ワスレナグサ
ファミコンの生産終了をキッカケに制作された神倉みゆさんの作品。歴代の名作と共にファミコンの歴史を振り返っています。