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【CloseUp Flash Reloaded】オンラインイベント「第二回ParaFla!感謝祭」


数々のFlash作品を見てきた人の中にはFlashムービーを作ってみたいと思う人もいるであろう。しかし、Flashを始めるに当たってまず大きな壁となるのがツールの準備である。Flash作成ツールとして代表的なものはMacromedia Flashであるが、価格が比較的高く、操作方法も複雑とあって初心者が気軽に手に入れられるものではなかった。
そのような中で生まれたのがフリーのFlashツールであるParaFla!である。名前から見て取れるように、元々はパラパラ漫画を作るためのソフトが原点となっている。しかしフルスペックのFlash作成ツールとして、様々な機能が実現されるたびに着実にユーザーを増やし、有志によるファンイベントが開催されるまでに至った。そこで今回は、先日開催された第2回ParaFla!感謝祭よりParaFla!で制作された作品を紹介する。



ぱらりば(ParaReversi)


ParaFla!の機能を擬人化した様々なキャラクタ達と対戦するリバーシゲーム。ただのリバーシゲームに終始せず、ゲームを進めることで異なるキャラクタや技を使えるようになるのが特徴的だ。
「コンピュータリバーシならではの、技を駆使した攻防が楽しめます。」(コロいぬ氏)
このようなゲームにはアクションスクリプトというプログラミング言語が必要であるが、もともとParaFla!にはアクションスクリプトの機能は備わっていなかった。しかし、バージョンアップを繰り返すことでその機能が実装されゲームが実現できるようになった。ツールの進化にあわせて作品も進化していくことが体感できるのもParaFla!の魅力の一つである。

真※いぬ小屋



All the time


akeoさんの同曲を元に制作されたイメージPromotionVideo。斬新で独特な色遣いの中、細かい人物の仕草がポップな世界観を強烈に印象づけている。
氏の作品に共通しているのが顔の中が描かれていないことだ。情景のみで雰囲気を表現することでその顔に描かれている表情がどのようなものか想像力を掻きたてられる。言葉も表情もない限られた条件の中でストーリーを紡いでいくことができるのはRag氏ならではの才能だろう。



レインボウ


誰もが同じ外見、同じ能力を持った平和で平等な世界に見えるが、能力者にとっては自分の色を出すことのできない「不平等」な世界を描いた物語。イベントのトリを飾った本作品では、能力のある人材、才能を持つ者たちが「平等」の名の下にどんどんその芽を潰されていく中、本当の平等とは何かを見るものに問いかける奥深いストーリー構成となっている。
「誰かにスポットライトが当たると、別の誰かは見えなくなる。作品のテーマである「真の平等」を意識し、映像の中での明暗の差も工夫しました。」(イズ氏)
これまでのParaFla作品は、比較的ライトな物語が多かったが、これからはテーマ性の色濃い作品もどんどん作られていくことを予感させた作品である。

ガラスの水槽

【FLASH BACK 200X】最低気温も金利もマイナスでぐんにょりな2006年2月【2月~3月】


寒い日が続く今日この頃ですが、インフルエンザにはお気を付けください。さて2006年2月では、あまりこれといったイベントがありませんでした。ここ最近も世間的にいろいろと気分が滅入る日々が続いてますので、今回は気持ちが明るくなるような作品をご紹介します。


a tissue of lies


独特の色彩とテンポが何ともいえない空気を醸し出している作品です。かなり色調豊かであるにもかかわらず、少しも厭味にならずに展開させるセンスに驚かされました。


Keepmybeer

中華料理店で繰り広げられる空耳Flash。日本語をただ当てはめたことが多いの空耳Flashの中では珍しく、中華料理店という設定においてきちんとストーリーが繋がっている点が印象的な作品でした。

ハタラキ有


ベジータじゃなきゃ倒せないッ!


歌詞にもあるとおりインスピレーションとかフィーリングみたいなモノが生み出したTick! Tack!のOPの空耳Flashです。

ふりむけば電波