竜神鏡を巡る長編自主制作アニメ『竜神鏡戦記 第五話』

竜神鏡を巡る長編自主制作アニメ『竜神鏡戦記 第五話』

■自主制作アニメ「竜神鏡戦記」第五話 うつしみ様から常闇に支配された先代の鏡を持つもの経緯が明らかにされる中、鏡に呼び寄せられるように否応なく戦いに巻き込まれる第五話。 果たして常盤を救いこの戦いに終止符が打たれるのはい

サイバーパンクな世界の自主制作アニメ『ミルキー☆ハイウェイ』

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■自主制作アニメーション『ミルキー☆ハイウェイ』本編 ドライブ中の車の中でたわいない会話を繰り広げるサイボーグのマキナと強化人間のチハル。 軽快な音楽に乗せてハイウェイでカーチェイスを繰り広げる疾走感と音ハメを使ったギミ

疾走感あふれるガンアクションアニメ『Bite the Bullet』

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■自主制作アニメ「Bite the Bullet」 時が止まった世界の中でずっと誰かに委ねて生きてきた少女が、救いを求める中で自ら立ち上がる心象の変化を描いた物語。 舞台背景の情報が少ない中、冒頭におけるキャッチーなメッ

ハイクオリティロボット自主制作アニメ『果ての一閃 EPISODE ZERO』

ハイクオリティロボット自主制作アニメ『果ての一閃 EPISODE ZERO』

■【自主制作アニメ】果ての一閃 EPISODE ZERO 卒業制作の一環で制作されたロボットアニメーション。 軍のエースパイロットの一人「ハル」が、地球外からの侵略兵器「ブラックナイト」との最後の戦い赴く姿が描いています

15年経ってコラボCM化した名作『森の安藤 ~脱毛編~』

15年経ってコラボCM化した名作『森の安藤 ~脱毛編~』

■『森の安藤 ~脱毛編~』(森の安藤15周年特別コラボ セルフ脱毛サロン ハイジ CM) 1コマ目から既にいろいろな意味でおかしい森の安藤の新作です。 今回はセルフ脱毛サロン ハイジのCMとして作られていますが、CMであ

 

【CloseUp Flash Reloaded】インタラクティブ性を活かしたFlashゲーム


これまで様々なFlashアニメを紹介してきたが、Flashは元々ホームページのナビゲーションやボタンなどのユーザインタフェースとして多く使われてきた。アニメーションだけであれば、Flash以外にも多くのツールが存在するがFlashがこれら他のツールと大きく異なるのは、マウスの動きやキーボード入力に応答するインタラクティブなコンテンツが作成できることである。そこで今回は、インタラクティブなFlashコンテンツの代表的なジャンルであるFlashゲームを紹介する。



モアイの巣


30秒以内にモアイを100匹集めるとステージクリアとなるシンプルなゲーム。モアイを集める操作はマウスカーソルを重ねるだけであるが、素早い動作のモアイを見落とさないようにするため、反射神経を問われるゲームだ。
「ゲーム全体のテンポの良さを最優先としました。そのためタイトル画面はありますが、ボタンなどは無く自動的にゲームが始まります。」(タカヒロウ氏)
また本作品以外にも、タカヒロウ氏の制作するゲームにはモアイといった他では見られない素材だけではなく、特徴的な音声やBGMがよく使われている。
「このゲームのためだけに全体を盛り上げてくれる印象的なアカペラのBGMを作って頂いてます。ぜひ大音量で聞いて頂きたいです。モアイを使ったゲームは今後も制作するつもりです。今以上にオリジナルのBGMに力を入れて、BGMを聞いただけで『これタカヒロウのゲームだ』って気付いてもらえるぐらいになれれば最高です。」(タカヒロウ氏)
タカヒロウ氏のサイトには他にも様々なゲームが存在する。是非一度プレイしてみて頂きたい。

SKT



艦砲射撃!甲・改


ホームページの100万Hitアクセスを記念して制作されたアクションシューティングゲーム。遠方視点で艦影もシルエットだけであるが、マウスとカーソルキーを駆使して飛び交う弾幕の中敵艦を撃沈していくのは爽快である。
「制作当時はゲーム性、デザイン云々が優先ではなく、”いかに限られた時間で、長く、かつ十分に遊べるものを完成させるか”が最重要課題でした。そのため、色という要素をばっさり切り捨て、デザインのコストを省力化して、艦砲射撃!のデザインが完成しています。そのぶんゲームの演出周りに時間を割いて、アクションに対する手ごたえや、全体のメリハリがつく様に注意しています。」(TANAKA U氏)
また様々な武器や戦艦の性能を強化させることもできるので一度プレイしたらハマること間違いなしである。
「”長くビジターさんが遊べるものにする”ということを目標としてましたので、その達成手段として成長要素を盛り込みました。この点はプレイされたお客さんに非常に受けがよかったです。」(TANAKA U氏)
今までのFLASHゲームの集大成として作りこみを行った「SeventhSky+」も公開されているので楽しんでいただきたい。

FLASHゲームサイトNEXTFARME(!)



きつねゴト


キツネとマウスの位置関係とクリックだけでさまざまなアクションを使い、キツネをゴールに導くパズルアクションゲーム。マウスひとつだけで遊べるという単純明快なスタイルながらもゲームを進めていくだけで基本的な操作方法が身につけられるという初心者に対しての細かい配慮が伺える。
「操作説明を見なくても簡単に遊べること、ライトな方々からコアな方々まで楽しめるようにということを意識しました。」(tonowi氏)
より奥深く、楽しく遊べるような仕掛けやステージを増やしていきたいと思っているtonowi氏の今後の新作を期待したい。

TONOWI.com

【FLASH BACK 200X】利上げ待ったなし!? トランプ相場に沸き立つ2006年12月


ハイ、毎度ながらタイトルは全く意味ありません。しかし、毎年思うわけですがあっという間の一年ですね。ついこの前新年を迎えたと思ったら、なぜか今年一年の総括をしているような気がしてならない今日この頃ですが、10年前の12月も「slashup03」「ニコニコ動画(仮)」「Naname Up+02」「Masquerade 2nd stage」「ParaFla Xmas Party 2006」「第2回紅白闇鍋祭」などのイベントラッシュで目まぐるしい1か月を過ごしておりました。


MUSIC FIGHTER LAST EPISODE FREEDOM

シリーズ3部作の最終話。音楽を取り戻した世界だが目を覚まさないエル。実はまだ戦いの最中にあったエルにサキの声は届くのか…。当時度々話題になっていた著作権の問題と絡めた壮大なストーリーが幕を閉じます。

tigosFactory


やれゆけ!?カニパンマン


自分の顔を食べさせて人助けをする某ヒーローに憧れるカニパンの物語。中身がなかったりグロテスクだったりと憧れのヒーローとのギャップは大きいですが、ひたすら前向きな姿勢がテンポ良いBGMにあわせて描かれています。

のらねこスタヂオ


変わりゆく宇宙と変わらない俺達と


交通事故で飼い主と離れ離れになった子犬の物語。私もむかし実家で買っていた犬を散歩中に見失ったことがありますが、数時間後に勝手に家に戻ってました。犬の帰巣能力はすごいですね。


RTR

作品に魅せられた人が期待と不安が入り混じりながらも作品を作りだしていく、作品の連鎖を描いたMV。やはりonokenとFlashの相性は抜群です。

yama-ko.net

【CloseUp Flash Reloaded】音と幾何学模様から生み出される躍動感とセンスにあふれるムービー MotionGraphics


MotionGraphics(モーショングラフィックス、以下MG)とは、抽象的なイメージを音と共に滑らかな動きで伝える映像表現である。先月に紹介したプロモーションビデオ(PV)と近いものと言えるだろう。事実Flashの世界では、最近までMG作品もPVとして紹介されていたが、伝えるテーマがストーリーより映像そのものを重視しているため、MotionGraphicsとした新たなカテゴリが生まれた。デザインや色彩などPVより技術的・論理的指向が要求されるMG作品は、言葉に依存する部分が少ないため、世界的に通じるカテゴリであるとも言える。
今回は、そのようなMG作品を集めたオンラインイベント「Perfect Promotion’06」より3作品を紹介する。



math.swf


数学、幾何学の美しさ、無機質性を表現した幾何形モーショングラフィックス。シーンごとの繋がりの美しさをMGでは一般的に求められているが、本作品ではあえて繋がりを持たせず様々なシーンを畳みかけているところが印象的だ。
「展開の速さと、前後のシーンの繋がりを意識的に切ると言う点において意識しました。」(eau.氏)
黄金比、フィボナッチ数列など数学が生み出すさまざまな芸術を映像という形で表現する手段として、MGは相性が良いことを明示した作品と言えるだろう。

La Mer ArtWorks



♪ “Melody”


タイトルの通り「Melody」をテーマとしたモーショングラフィックス。ポップなBGMにのせて五線譜を流れる音符のように色彩豊かな図形が次々と流れていく様は見ていて心地が良い。
「画像のコラージュやREELといった作品が流行している中、あえてFLASHならではの魅力のみで挑もうというのが今回の作品のコンセプトでした。また曲の尺が長い事もあり、如何に観る側を退屈させないかというのが課題の一つでした。」(√えふぇくと氏)
MG作品において複数の制作者によるコラボレーションは最近見かけるようになったが、本作品のように見る側に新たな刺激を与えるという点においては有効かもしれない。



Prism


「色」をテーマとしたモーショングラフィックス。文字通りプリズムから生み出された様々な色を持った光があふれ出す緩急のあるイメージが音と共に上手く表現されている。また固定した枠の中で平面的な動きが多いMG作品において、奥行きやカメラワークを意識することで3次元的な動きのある映像を実現している。
「音とのシンクロを意識しています。特にピアノの旋律を最大限に活かそうと思いました。また消失点を動かしたり、画面外を利用したりカメラワークをいろいろ考えました。全体を通してコントラストやストーリー性のようなものを感じて頂ければと思います。」(yama_ko氏)
先日レポートした映夜祭’06でもリクエスト上映され多くの支持を集めた本作品、MotionGraphicsの世界をぜひ大音量で体感して頂きたい。

yama-ko.net