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【FLASH BACK 200X】一年の締めくくりに見てみたいFLASH 2003年12月【第二回紅白FLASH合戦 その2】


今年もいよいよ10日を切りました。年末進行で忙しい日々を過ごされている方も多いと思いますが、何とか乗り切って新たな年を迎えたいところであります。それでは紅白作品紹介の続編をお届けします。

混乱と怒涛の2ちゃんねる2003年史


流石兄弟がスレッドに書き込む演出で2003年に起きた出来事を紹介した作品。コンパクトかつテンポの良い展開でまとめられているので、今現在見てもあんなことがあったなと当時の世相を振り返ることができます。

olo (,,・д・)


Infinity Dash!!


num1000Remix企画に出展された作品をさらにリミックスして作られたイベントの総括的な作品。リミックスが生み出すパワーや魅力を感じさせるPVとなっています。

nakajo.info


<<1さんに首ったけ


第2回紅白FLASH合戦のアニメ対決として注目が高かったのが、ハチミリさんの本作品と次に紹介するAKIRAさんの作品です。8頭身と1さんの追いかけっこをコミカルかつスピード感あふれる映像に仕上げてます。


アニメ2ちゃんねる


タイトルからもわかるように、2ちゃんねるのキャラクターが登場するアニメオープニング風の作品。お馴染みのAAキャラ達が勢揃いするだけでなく様々なパロディも含まれており最後まで楽しく見る演出が随所にあふれています。


::: NEU-TORINO :::


第1回紅白FLASH合戦で衝撃を与えた「TORINO」の続編。2chの削除人であるTORINOの妹が行きすぎた削除に悩み、コミュニティのあり方に気づかされる2ちゃんねる愛にあふれた作品です。


2ch Racing


第2回紅白FLASH合戦のトリを飾ったinutaka氏の3DPV作品。2次元のAAキャラが3Dになっただけでなく、スピード感あふれるレースの中に各キャラクターの個性光る演出が散りばめられています。

【FLASH BACK 200X】Flash黄金時代の幕開けとなった2002年12月【紅白FLASH合戦】


2002年の12月で思い出深いのはやはり第1回紅白FLASH合戦。Flash板発の初めてのオンラインイベントである紅白FLASH合戦はFlash板の1つの集大成でもあり、後に続く様々なFLASHイベントの礎となったものである。所謂FLASH黄金時代と呼ばれる時期は人によって様々な見解があると思うが、そのスタートは紅白FLASH合戦であったと言えるほど、多くのFLASHクリエイターやファンに影響を与えたイベントでした。


キ8ンディキ8ンディ


一世を風靡した「うる★8つら」から11ヶ月後にwosa氏が制作したのが本作。前作と同じくアニメのオープニングを8頭身と1さんで再現したものであり、前作とあわせてアニパロ系FLASHの代表的なクリエイターとして不動の地位を築いた作品といえるかもしれません。


:::TORINO::: Dive into the “2ch”


紅白FLASH合戦の初日最終戦の紅組を飾ったのが同人作家おおもりよしはる氏を原画担当として制作されたTYPE-R氏のPVアニメ。オリジナルの萌えキャラが登場する2ちゃんねる系アニメは当時ほとんど無かったため、非常に新鮮に映っていたのが印象的でした。


和の心


同じく初日最終戦の白組を担当したのがしうまい氏のPV作品。駆ける侍の影とアップテンポな三味線が記憶に残るPVは、50スレのお題をテーマとしたモノであり、その難解なテーマに対して見事に作品に仕上げた本作は、まさに発想力の成せる業であることを感じさせずにはいられません。


R2D


紅白FLASH合戦の最終日のトリは奇しくも2ちゃんねるをテーマとしたPV合戦となりました。紅組の軟骨氏はFLASH板の歴史を振り返った構成となっており、混沌とした時期から脱却して明るい未来を期待するPVとなっています。

NHD/nDDMDw ふぉらっしゅ倉庫


Beat-Driven Playback


紅白FLASH合戦のオオトリを務めたのがスキマ産業氏のPV。こちらは2ちゃんねる全体の出来事を振り返った構成であり、1年の間だけでも非常に多くの出来事があったことを感じさせたPVでした。

スキマ産業


多くの影響を与えた紅白FLASH合戦ですが、その後slashupへと名前を変え紅白に分かれたイベントは一旦幕を閉じました。しかし2007年より運営を新たに復活した紅白FLASH合戦は今年も12/30から開幕となります。先月より開催に向けた様々な企画が行われていますので、現在のFLASH動向に興味のあるかたは今年の紅白FLASH合戦に着目してみてはいかがでしょうか?