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翳りゆく夏にあわせて見ておきたい『第15回MMD杯 本選結果発表』


今回で15回目を迎えたMMD杯。本選では803作品が公開され前回と比較して10%の減少となりました。しかしさらに大きな減少を見せていたのが総再生数および総マイリス数です。前回と比較して40%以上となる過去最大の減少幅となっているのが特徴的です。ボカロのオワコン化を解説した動画が注目を浴びたのは記憶に新しいところですが、MMDもついに衰退の時期を迎えてしまったのかが気になるところです。

【総合部門】

総合優勝:【第15回MMD杯本選】生まれる [ひまわり学級]


準優勝:【第15回MMD杯本選】オリジナルメカPVをみんなで作ってみた! [メカ好き集団]


敢闘賞:【第15回MMD杯本選】夕立、なんか本格的に突撃するっぽい!【MMD艦これ】 [べいりーず]


【FLASH BACK 200X】エンブレム問題からあの問題を振り返ってみる2005年9月作品【EMDCR】


東京五輪のエンブレム問題で賑わっている今日この頃ですが、似たような問題が10年前にもあったことがふと思い出されます。かつて2chの空耳Flashから一大ブームに盛り上がった「恋のマイアヒ」。そのPVに2chキャラが使われたことから大きな騒動となった『のまネコ問題』。この2つの問題には共通しているポイントが2つあります。

どちらもネットを発端に問題が顕在化し、そして収束へと向かっていきましたが、共通しているポイントの1つとしてスピード感が挙げられます。のまネコ問題ではグッズ化を発表してから1か月でのまネコの商標登録を断念し、Flash動画の削除を表明することで一旦区切りをつける形となりましたが、今回のエンブレム問題も発表からわずか1か月足らずで取り消しとなりました。「恋のマイアヒ」のPVが2005年3月に公開されたことを考えるとエンブレム問題のほうがさらに速い展開であったことが伺えます。

もう1つの共通ポイントとしては、インスパイアとは創作性においてどう判断されるべきかという問題です。トートバッグやエンブレム展開例のケースは論外ですが、パクリとは似て非なるものとして取り扱われるべきものなのか、その線引きが難しいことが今回の問題で改めて示されているような気がします。
エンブレムがベルギーのリエージュ劇場のロゴに似ており、原案がヤン・ヒチョルト展のポスターに似ているとのことでしたが、リエージュ劇場のロゴとヤン・ヒチョルト展のポスターの類似性はどう判断すべきとか、世の中に似たようなデザインは数多くあるのではないかと思いますが、オリンピックという話題性のある場で発表されただけに、たまたま引っかかってしまった事案のようにも考えられます。

ともあれ過去の作品も含めてすぐに元ネタが明らかにされてしまう今の情報社会(特にGoogle先生)は怖いよねということでだらだらと書き流した本稿のまとめとさせていただきます(笑)。


EMDCR


ムラカミ氏によるflash★bomb’05のオープニングを飾ったMotionGraphics作品。REEL的な演出で様々なポップアートがハウスミュージックに合わせて目まぐるしく展開されていく映像となっています。


ムサベツカウンターストップ


カンストをテーマに登場キャラのバトルシーンを描いたゲームPV的な作品です。向かってくる敵を切って叩きまくる爽快感が得られる演出となっています。

マタタビアソビ


異形花魁華屋敷


Analog氏とsims氏のユニットによる見世物小屋を舞台にした異色ホラー作品。人間の内面の醜さをえぐり出した物語。アングラな世界観満載な雰囲気と衝撃の結末に戦慄が走ります。


無重力少女SORA


宇宙からやって来た謎のエイリアンと戦う受験生ソラのPV作品。予告作品という位置づけのためかいつまんで内容でしか紹介されていませんが、日常と非日常のバランス良い近未来の世界観が描かれています。

N-GRAVITY

【FLASH BACK 200X】夏真っ盛りな季節に振り返ってみる2005年8月作品【吉野の姫】


茹だるような暑さも一息ついた今日この頃。巷ではコミケや第15回MMD杯などオンライン・オフライン共にイベントで賑わっております。10年前の8月も「Parafla!感謝祭」や「JAWACON」オンオフ交えて盛り上がっていたひと月でした。


吉野の姫


気まぐれでわがままで怒りっぽい小さなお姫さまの物語。8/27に大阪で開催されたJAWACONでの上映を皮切りに、国内数々のコンペで受賞に輝いた現在漫画家として活躍されている丸山薫さんの代表作です。

MARU PRODUCTION


春陽とわたし


多摩工科大に通う学生「染井由乃」が授業中に垣間見た白昼夢の世界を描いた物語。レトロフューチャーな世界観を踏襲しつつも生物をモチーフとしたギミックがこれまでと一味違う世界観を生み出しています。

弥栄堂


numnaname


Flash板を代表するテンプレとしてお馴染みのnum1000を斜めギコによって再現したリミックス作品。登場するキャラクターを始め、スクリーンまでもナナメにするほどの徹底ぶりです。

あいしやす.fla