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【FLASH BACK 200X】流行り廃りが交錯する2006年の第3四半期【8月~10月編】


暑さもだいぶ和らいできた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて10年前の9月では「なぜ、素人によるFLASH製作ブームは去ったのか? 」といった話題が盛んでした。今なら「FLASH」を「ニコ動」に置き換えられそうな気もしますが、それがあまり話題にならないのは、まだまだニコ動が盛り上がってるのか、それを話題にするまでもなく趣味が多様化しているのではないかと思うわけです。
今更10年前の話題を掘り起こすつもりは全くありませんが、やっぱりブームというのは、「次に何が出てくるのだろう」といった期待感を感じさせる過渡期が一番面白いモノなんだということを改めて感じさせてくれる出来事でした。


DE JA VU


ある意味テンプレ化してしまった最近のMGに対して強烈に皮肉った作品。同じくMVに対するあるある感を演出とした作品として、最近では岡崎体育さんの「MUSIC VIDEO」が記憶に新しいところです。また、本作の制作者はStudio Lekka名義となってますが、その正体が2ch系Flashをはじめ、コラボ作品やオンラインFlashイベントのスタッフとしても活躍していた某氏であったことにも衝撃を受けました。


モフモフ


「やわらか戦車」などと同じく自主制作アニメからメディア展開を経て、現在ではぷっちぐみで漫画を連載中の作品です。当初はオープニング映像のみでしたが、モキュのキャラクター性や2人の少女とのストーリー展開も歌とピッタリで見ていて楽しさが感じられる作品でした。

モフモフ公式ページ

【CloseUp Flash Reloaded】コラボレーションによってより高いクオリティを生み出すPV


近年、ゲームや音楽などのプロモーションビデオ(PV)をFlashでWeb公開されている所をよく見かける。当然Flashクリエイターの間でもイベントやオリジナルCDのCMとして制作を依頼されることが増えている。FlashにおけるPV作品では、販促のターゲットが明確であるため、テーマ性のあるストーリーを軸としてアニメーションをBGMに同期させて動かすといったことが多い。また最近では、映像や音などを専門とするクリエイターと協力して生み出されたコラボレーション作品が多いのも特徴的だ。
今回は異なる分野のクリエイターそれぞれの才能を掛け合わせることによって、より高いクオリティが得られたPV/コラボレーション作品を紹介する。



東方風櫻宴 プロモーションFlash

音楽サークル『イオシス』のCD「東方風櫻宴」の販促Flash。桜の花びら舞う夜の闇の中、戦う少女達のイメージがBGMとマッチしていて完成度の高いプロモーションムービーとなっている。
「アニメのオープニング風を意識しました。楽曲の良さを生かせるよう、緩急の取り方と音同期は特に気を遣いました。」(カギ氏)
作品の世界観を広げる上で、BGMとアニメーションの同期は重要なポイントであることがこの作品から見て取れるのではないだろうか。

locker room production
イオシス



アイアンマン

出てくるクマが地球征服を企む宇宙人だったり、主人公は公園でその宇宙人と暮らしてたり、愉快な設定の多い『さいとうだいすけ。』氏の同名の曲を使用したミュージックビデオ。
「私が大好きなこの曲をいろいろな方に好きになってほしいという気持ちが強くて、とにかく楽曲を強調するように意識して作りました。ですので、この作品を見てくださった方々からの”素敵な曲ですね”みたいな声が一番嬉しかったりします。」(ゆう氏)
窓枠を使った飛び出す効果など、PVならではのインパクトある演出をFlashで実現しているのも印象的な作品だ。

mafumafuするところ
うち。



かたっぽの足跡

手をとりあい成長してきた二人の幼馴染が、大人になっていくと共に思いがすれ違ってゆく。明日を見据えはばたく者、永遠を信じ留まる者。二人を繋ぎ止めるのは、あの日の思い出…
BGM素材サイトSenses Circuitで開催されたコラボレーションイベント『MIX Senses Vol:2』において代表作品として選ばれいる。思い出として記憶に残る出来事がBGMと共に郷愁を呼び起こす作品だ。
「『成長』『離別』『思い出』と、ありきたりなテーマですが、思い出の品の特徴を活かして、物語に深みをだしました。あえて全てを描ききらず、『離別』を端的に表現しています。閲覧者自身の思い出が、その部分を埋めて頂ければと思います。」(ZAI-KU氏)
作詞家、歌い手、絵師、楽曲など様々な作り手が協力して1つの作品を生み出すことがFlashによって実現できることを示した作品といえるだろう。

Senses Circuit

【FLASH BACK 200X】リオ五輪に負けず劣らず盛り上がっていた2006年8月【映夜祭’06】


いやぁ~夏真っ盛りっすね!暑い日が続いてますが、10年前の当時も「8mm Merry Makers」 「MM3 萌えるFLASHを研究する大会3」「第2回ParaFla!感謝祭」といったイベントが盛りだくさんでした。でも忘れてならないのが7月に開催された映夜祭。今回はslashup★02に引けを取らない盛り上がりを見せたオフラインイベント「映夜祭’06~エイヤッサ~」より注目の作品を紹介します。


DAHAROOCA


破壊の限りを尽くす少年の目指す先には一体何があるのか…派手なアクションだけに限らずその理由が過去のある事件に関わることを示唆するなどストーリー性もある傑作アニメーションです。

チョータ式


5iVESTAR


イベントのトリを務めたMusicClip。森井ケンシロウ氏の担当した女の子のキャラクタとMotionGraphics部分を担当した2501氏のコラボレーションによる疾走感が音とマッチしていて心地よいです。第5回インディーズアニメフェスタで松倉賞を受賞したアレンジ版『5iVESTAR enchanted』も必見です。

htmk


さぁ、けたたましき この日々に


しゃべるニワトリと共に夢の中の世界で過去の自分を振り返るフルボイスアニメーション。誰もが過ごした青春の日々を思い起こさずにはいられない展開とこれからの未来を清々しい気持ちで歩んでいくことのできたラストがとても良いですね。

偽与野区役所