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【CloseUp Flash Reloaded】戦いをテーマとしたFLASHムービー


戦いにはドラマがある。アクションバトルなど直接的な刺激を与えるものがあれば、戦う理由など物語の背景から我々に様々な感動を与えてくれるものもある。戦いというキーワード一つとってもそこには、様々な舞台が存在する。今回はそんなバトルアニメーションFlashを紹介する。



ガラクタのカミサマ


人々を理想郷に導くカミサマの声を聞き人々に伝える巫女、そのカミサマに抗う少年。しかしその正体は、人の心を失った妹と人の体を失った兄であった…。対称的な心身や立場に置かれた兄妹を中心に描かれたSFファンタジーアクションアニメである。
み~や氏初のオリジナル作品である本作は、戦いのシーン一辺倒ではなく父母をカミサマに殺された幼い兄妹の関係を辿ることによって巫女と少年の関係や戦わねばならない因縁を上手く紹介し、ストーリーをより奥深いものにしている。
「この作品は、onokenさんの『Felys -Long Remix-』でアニメを作りたいと思っていたことがきっかけです。しかし曲に合わせてシナリオを書くというのが思った以上に大変で、イベントでの公開ギリギリまでセリフがちゃんと決まっていませんでした。また一番やりたかったところは、オレンジ髪の少年が人ごみを掻き分けていくシーンですね。特に技術的に優れた点があるわけではないんですが、なぜかここだけははずせなかったです。」(み~や氏)
本作の続きも作られるそうなので2人の兄妹がどういう結末を迎えたのか続編に期待したい。

miyasuke.net



ムサベツカウンターストップ

怒涛のカウンターストップにあわせたようなテンションで戦うバトルアニメーション。ロールプレイングゲームで見られるダメージの上限値である9999をモチーフとしているが、躍動感に満ちた戦いぶりや3人称視点などのカメラワークはむしろアクションゲームに近いものであるかもしれない。
「キャラクターの動きと音楽の同期に重点を置き、MotionGraphicsのような演出を取り入れています。」(エジエレキ氏)
輪郭線の太いポップなキャラクタやBGMと同期させた演出が、画面の切り変えや展開の早いアニメーションを飽きさせることなくきちんと最後まで見せている所からも計算された作品作りを感じさせる。

マタタビアソビ

【FLASH BACK 200X】皆さんの一票で暮らしが変わる2006年7月【slashup★02】


夏だ!祭りだ!参院選だ!…というわけで、みなさん投票には行きましたでしょうか? 今回から18歳からも選挙権が与えられたということで、超高齢化社会を迎える日本とって若者の民意を伝えられる貴重な1票だと思うわけでございます。さて2006年の7月には、名称を新たにしたslashupが初のオフラインイベントを迎え、暑い夏をさらに熱くしていた時期です。そこで今回はオフラインイベント『slashup★02~Flash Summer Festival~』から注目の作品を紹介します。


空想少女

古いフィルム映像のようなノイズや画面のゆれなどの細かい演出が光る摩訶不思議なアニメーション。夢中になって本を読みふける少女の空想が次々と具現化するといったインパクトのある世界観が繰り広げられます。

花蟲


ガラクタノカミサマ

み~や氏初のオリジナル作品であるSFファンタジーアクションアニメ。人々を理想郷に導くカミサマの声を聞き人々に伝える巫女とそのカミサマに抗う少年の関係や戦わねばならない因縁をバトルにあわせて描いてます。

miyasuke.net


MUSIC FIGHTER EPISODEⅡ DESTINY

音楽が禁止された世界で抵抗する3人が電波ジャックにより音楽を届けるMV風アニメーション。前作からの続編で「音楽は楽しむもの」をテーマにバトルの勝敗が決する展開となってます。

tigo’s Factory


魔女と森の精霊

森に住む”マリー”という女の子と森の精霊との交流を描いた物語。一見楽しそうな雰囲気の中に魔女狩りの背景をにおわせる所など“なつみSTEP”に通じる闇深い部分を感じさせるストーリーとなっています。

こしあん堂


ツクモヤマイ

何かから逃れようとしつつもで何かを追い求めている終始幻想的な世界が描かれています。コミカルなキャラに若干狂気を孕んだ写実的な背景などエジエレキさんの転換期ともいえる作品です。

マタタビアソビ

【FLASH BACK 200X】やっぱり9月といったらあのイベントを思い出す2005年9月作品【Nightmare City -Catastrophe-】


なぜか今月は本連載が2回あるわけですがそれもそのはず、2005年の9月は「flash★bomb’05」 「映夜祭’05」 「KF★B ’05」と一大イベントが目白押しだった時期であります。1回限りでは紹介しきれない名作の数々を引き続きお届けしたいと思います。


NIGHTMARE CITY -CATASTROPHE-


FLASH黄金時代のまさに王道ともいうべきバトルアニメ。前作「Nightmare City」の続編である本作は、再びしぃを取り戻そうとするギコに立ちはだかるモララーとの戦いを描いています。

miyasuke.net


土煙高田馬場


赤穂浪士である堀部安兵衛を題材にした同名作品を元に作られたショートアニメ。ちょっとしたギャグを入れて笑いを取りつつも、躍動感のある走りを見せるなど緩急織り交ぜた当時衝撃的だった作品です。

POO’S WORLD


通勤大戦争


現代も脈々と受け継がれている朝の通勤電車内の戦いを空中戦にたとえた作品。本格的な空中バトルを繰り広げながらも清々しいオチが見事です。

弥栄堂


ファンキー・ブッダ


日本各地にある不思議を紹介した作品。仏像の成り立ちからの紹介をはじめさらに妄想までが加速していくすなふえワールド全開のテイストが見られます。


Synergy Ⅴ


映夜祭’05で上映された5人のクリエイターによるMotionGraphics作品。各クリエイターの特色を出しながらも爽快感あふれる映像にまとまっています。