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【FLASH BACK 200X】やっぱり9月といったらあのイベントを思い出す2005年9月作品【Nightmare City -Catastrophe-】


なぜか今月は本連載が2回あるわけですがそれもそのはず、2005年の9月は「flash★bomb’05」 「映夜祭’05」 「KF★B ’05」と一大イベントが目白押しだった時期であります。1回限りでは紹介しきれない名作の数々を引き続きお届けしたいと思います。


NIGHTMARE CITY -CATASTROPHE-


FLASH黄金時代のまさに王道ともいうべきバトルアニメ。前作「Nightmare City」の続編である本作は、再びしぃを取り戻そうとするギコに立ちはだかるモララーとの戦いを描いています。

miyasuke.net


土煙高田馬場


赤穂浪士である堀部安兵衛を題材にした同名作品を元に作られたショートアニメ。ちょっとしたギャグを入れて笑いを取りつつも、躍動感のある走りを見せるなど緩急織り交ぜた当時衝撃的だった作品です。

POO’S WORLD


通勤大戦争


現代も脈々と受け継がれている朝の通勤電車内の戦いを空中戦にたとえた作品。本格的な空中バトルを繰り広げながらも清々しいオチが見事です。

弥栄堂


ファンキー・ブッダ


日本各地にある不思議を紹介した作品。仏像の成り立ちからの紹介をはじめさらに妄想までが加速していくすなふえワールド全開のテイストが見られます。


Synergy Ⅴ


映夜祭’05で上映された5人のクリエイターによるMotionGraphics作品。各クリエイターの特色を出しながらも爽快感あふれる映像にまとまっています。

【FLASH BACK 200X】エンブレム問題からあの問題を振り返ってみる2005年9月作品【EMDCR】


東京五輪のエンブレム問題で賑わっている今日この頃ですが、似たような問題が10年前にもあったことがふと思い出されます。かつて2chの空耳Flashから一大ブームに盛り上がった「恋のマイアヒ」。そのPVに2chキャラが使われたことから大きな騒動となった『のまネコ問題』。この2つの問題には共通しているポイントが2つあります。

どちらもネットを発端に問題が顕在化し、そして収束へと向かっていきましたが、共通しているポイントの1つとしてスピード感が挙げられます。のまネコ問題ではグッズ化を発表してから1か月でのまネコの商標登録を断念し、Flash動画の削除を表明することで一旦区切りをつける形となりましたが、今回のエンブレム問題も発表からわずか1か月足らずで取り消しとなりました。「恋のマイアヒ」のPVが2005年3月に公開されたことを考えるとエンブレム問題のほうがさらに速い展開であったことが伺えます。

もう1つの共通ポイントとしては、インスパイアとは創作性においてどう判断されるべきかという問題です。トートバッグやエンブレム展開例のケースは論外ですが、パクリとは似て非なるものとして取り扱われるべきものなのか、その線引きが難しいことが今回の問題で改めて示されているような気がします。
エンブレムがベルギーのリエージュ劇場のロゴに似ており、原案がヤン・ヒチョルト展のポスターに似ているとのことでしたが、リエージュ劇場のロゴとヤン・ヒチョルト展のポスターの類似性はどう判断すべきとか、世の中に似たようなデザインは数多くあるのではないかと思いますが、オリンピックという話題性のある場で発表されただけに、たまたま引っかかってしまった事案のようにも考えられます。

ともあれ過去の作品も含めてすぐに元ネタが明らかにされてしまう今の情報社会(特にGoogle先生)は怖いよねということでだらだらと書き流した本稿のまとめとさせていただきます(笑)。


EMDCR


ムラカミ氏によるflash★bomb’05のオープニングを飾ったMotionGraphics作品。REEL的な演出で様々なポップアートがハウスミュージックに合わせて目まぐるしく展開されていく映像となっています。


ムサベツカウンターストップ


カンストをテーマに登場キャラのバトルシーンを描いたゲームPV的な作品です。向かってくる敵を切って叩きまくる爽快感が得られる演出となっています。

マタタビアソビ


異形花魁華屋敷


Analog氏とsims氏のユニットによる見世物小屋を舞台にした異色ホラー作品。人間の内面の醜さをえぐり出した物語。アングラな世界観満載な雰囲気と衝撃の結末に戦慄が走ります。


無重力少女SORA


宇宙からやって来た謎のエイリアンと戦う受験生ソラのPV作品。予告作品という位置づけのためかいつまんで内容でしか紹介されていませんが、日常と非日常のバランス良い近未来の世界観が描かれています。

N-GRAVITY

【FLASH BACK 200X】夏真っ盛りな季節に振り返ってみる2005年8月作品【吉野の姫】


茹だるような暑さも一息ついた今日この頃。巷ではコミケや第15回MMD杯などオンライン・オフライン共にイベントで賑わっております。10年前の8月も「Parafla!感謝祭」や「JAWACON」オンオフ交えて盛り上がっていたひと月でした。


吉野の姫


気まぐれでわがままで怒りっぽい小さなお姫さまの物語。8/27に大阪で開催されたJAWACONでの上映を皮切りに、国内数々のコンペで受賞に輝いた現在漫画家として活躍されている丸山薫さんの代表作です。

MARU PRODUCTION


春陽とわたし


多摩工科大に通う学生「染井由乃」が授業中に垣間見た白昼夢の世界を描いた物語。レトロフューチャーな世界観を踏襲しつつも生物をモチーフとしたギミックがこれまでと一味違う世界観を生み出しています。

弥栄堂


numnaname


Flash板を代表するテンプレとしてお馴染みのnum1000を斜めギコによって再現したリミックス作品。登場するキャラクターを始め、スクリーンまでもナナメにするほどの徹底ぶりです。

あいしやす.fla