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【CloseUp Flash Reloaded】進化し続ける3D映像技術


これまで数多くの3D映像作品を紹介してきた。3D合成技術や拡張現実感(AR)、物理演算などこれまで高度な知識と専用の機材でしか実現できなかったこれらの映像が今では個人のPC上で簡単に制作できるようになった。そのような状況により最近では商業レベルでも遜色ないほどの3D作品がネット上で見られるようになってきた。
そこで今回は新たな技術を利用した3D動画作品を紹介しよう。



[3DCG]アナロ熊のうたPV[実写合成]


3DCGを実写映像の中に合成するマッチムーブと呼ばれる技術を使って、アナロ熊を実写映像に登場させた動画。実写の中になじんでいるだけではなく、影やガラスに写り込んだ姿など自然に見せるための細かな配慮が見受けられます。本作のメイキング映像も公開されているので、どのように作られているのか気になる方はぜひご覧頂きたい。


机の上でLove&Joyを踊ってもらった


AR技術の1つであるPTAM(Parallel Tracking and Mapping)を使ってMikuMikuDanceのモーションをWebカメラの映像に合わせてリアルタイムに合成した動画。マーカーをカメラ内に設置する必要がないため、カメラワークを自由にすることができるところが以前本ブログで紹介したARToolKitと異なる点となっています。


MikuMikuDance Physical Engine Test


これまで何度も紹介してきたMikuMikuDance製の動画。今月リリースされた最新版『MikuMikuDance Ver5.00』では物理エンジンBulletが搭載されたことにより、どこかぎこちなかった初音ミクの動きがより自然になっていることが本動画からも見て取れる。特にツインテールやネクタイの動きに注目して頂きたい。


【MikuMikuDance】物理演算実験集【おバカ】


同じくMikuMikuDanceの物理エンジンを使って様々な実験をしてみた動画。キャラクタだけでなく様々な対象物に物理演算を適用することで、色々な可能性を感じさせてくれます。最後に衝撃的な展開が待ち受けている実験動画「[MMD] 物理演算でバー・鬼・演奏」も様々な試行錯誤が行われているので合わせてご覧ください。

【CloseUp Flash Reloaded】クリエイターズ スタジオ訪問記 -スタジオぷYUKAI-


クリエイターは日々さまざまな作品を生み出している。普段クリエイターはどのような環境で作品を作っているのだろうか? そんな疑問を解決するべく、クリエイターさんのお宅を訪問して作品誕生の背景を探ります。第2回目はFlashクリエイターやイラストレーター、Webデザイナーが中心となって立ち上げたクリエイターズユニット「スタジオぷYUKAI」の製作現場におじゃましました。

≪芦名みのる プロフィール≫
1977年生まれ。“みのぷう”名義にてFlashクリエイターやFlash上映イベント『FLASH EXPO』の主催として活躍。芦名みのる名義となってからは、スタジオぷYUKAI代表兼プロデューサーとしてアニメDVD『世にも奇妙な漫☆画太郎』(集英社/Liverpool/パンダ工場)の製作を手掛ける。著書に「日本一かんたん! 1日でマスターするFLASH FLASH 8対応 Windows版」および「日本一かんたん! 1日でパワーアップするFLASH FLASH 8対応 Windows版」(ともにアスキー出版)。

≪たけはらみのる プロフィール≫
1977年生まれ。Flashアニメクリエーター、デザイナーとして数々の雑誌、書籍に掲載される。有志によるオンラインイベントが開催されるなど、Flash作品に対して多くのファンを持つ。アニメDVD『世にも奇妙な漫☆画太郎』では、作画監督、アニメ製作を担当する。現在は『魔法使い!?まなみ』のリメイクバージョンを製作中。



<スタジオ化の経緯について>

スタジオぷYUKAIは、緑豊かなつくばの閑静な住宅地にスタジオを構えており、芦名みのる氏やたけはらみのる氏の自宅近くにある。目の届くところで製作することによって、お互い勉強になるという点がスタジオという同じ場所で製作するメリットだと芦名氏は語る。

UG-K
このスタジオに移ったのはいつからでしょうか?

【CloseUp Flash Reloaded】手作りによる創作作品の魅力


ネット上にあふれる創作作品は、媒体としての性質上デジタル作品が多い。しかし、最近では手作りによって生み出された創作品を撮影した動画も多くなってきた。
完成品のみを撮影しただけでなく制作過程も合わせて紹介することで、視聴者もいつしか愛着を持ってしまう魅力にあふれている。今回は最近公開された動画の中から愛着心の湧く作品を紹介しよう。



珈琲を淹れさせてみたのだが・・・


『雛 ver,RF09』と呼ばれる個人制作による小型ヒューマノイドロボットが、コーヒーを淹れる様子を撮影した動画。視線や一挙手一投足が何気に人間っぽくて妙なリアルさを醸し出しています。極めつけはラストの1シーン。脅威のドジっ娘システム搭載に機械的な外見にもかかわらず可愛いと絶賛されています。


1/1水銀燈球体関節人形作ってみたんだ。


完成まで2年の歳月が費やされた等身大水銀燈の球体関節人形を紹介した動画。完成間際の制作過程が紹介されていますが、関節球の処理や塗装など1つ1つのパーツが丁寧に作られており、完成度の高さを裏付けていることが見て取れます。


アーケードPCを作ってみた


家庭用ゲーム機器にPCを組み込むケースはよくありますが、本作品はなんとアーケードゲームの筐体にPCを組み込んでいます。コインを投入してPCを立ち上げスティックやボタンを使ってブラウザを操作している様子は何とも奇妙ですが、コンバータを使ってPCだけでなく、PS3やXbox360までもプレイできるところが驚きです。


【第2話】ポケットに入る自作音源で演奏してみた【半導体娘計画】


自作のFPGA基板にFM音源を乗せてポケットサイズの演奏機器を作ってしまった動画。基盤設計からスタートしている本シリーズの第2弾は電源周りの設計を紹介しています。とにかく1から作り上げているので到底まねできるものではありませんが、初音ミクの歌にのせて制作の過程が分かりやすく紹介されています。