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【CloseUp Flash Reloaded】戦いをテーマとしたFLASHムービー


戦いにはドラマがある。アクションバトルなど直接的な刺激を与えるものがあれば、戦う理由など物語の背景から我々に様々な感動を与えてくれるものもある。戦いというキーワード一つとってもそこには、様々な舞台が存在する。今回はそんなバトルアニメーションFlashを紹介する。



ガラクタのカミサマ


人々を理想郷に導くカミサマの声を聞き人々に伝える巫女、そのカミサマに抗う少年。しかしその正体は、人の心を失った妹と人の体を失った兄であった…。対称的な心身や立場に置かれた兄妹を中心に描かれたSFファンタジーアクションアニメである。
み~や氏初のオリジナル作品である本作は、戦いのシーン一辺倒ではなく父母をカミサマに殺された幼い兄妹の関係を辿ることによって巫女と少年の関係や戦わねばならない因縁を上手く紹介し、ストーリーをより奥深いものにしている。
「この作品は、onokenさんの『Felys -Long Remix-』でアニメを作りたいと思っていたことがきっかけです。しかし曲に合わせてシナリオを書くというのが思った以上に大変で、イベントでの公開ギリギリまでセリフがちゃんと決まっていませんでした。また一番やりたかったところは、オレンジ髪の少年が人ごみを掻き分けていくシーンですね。特に技術的に優れた点があるわけではないんですが、なぜかここだけははずせなかったです。」(み~や氏)
本作の続きも作られるそうなので2人の兄妹がどういう結末を迎えたのか続編に期待したい。

miyasuke.net



ムサベツカウンターストップ

怒涛のカウンターストップにあわせたようなテンションで戦うバトルアニメーション。ロールプレイングゲームで見られるダメージの上限値である9999をモチーフとしているが、躍動感に満ちた戦いぶりや3人称視点などのカメラワークはむしろアクションゲームに近いものであるかもしれない。
「キャラクターの動きと音楽の同期に重点を置き、MotionGraphicsのような演出を取り入れています。」(エジエレキ氏)
輪郭線の太いポップなキャラクタやBGMと同期させた演出が、画面の切り変えや展開の早いアニメーションを飽きさせることなくきちんと最後まで見せている所からも計算された作品作りを感じさせる。

マタタビアソビ

【FLASH BACK 200X】インスタ日和な2007年8月


いよいよ夏本番かと思いきや、台風ラッシュに辟易な今日この頃ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。かくいう私も朝のおうちモーニングを撮ったあとに街に繰り出しショッピング。ブランドモノのバックを撮っては買いもせずに店を出て、店員の白い目を気にすることなくランチを撮ったり、デコレーションアイスを撮っては捨てたり。。夜はナイトプールで過ごすといった忙しい毎日を送っております。
さて2007年8月はオフラインイベント「slashup04 fb Re:birth」が開催され新進気鋭のクリエイターさんの作品が会場を盛り上げておりました。


幻妙夜話


slashup04で上映されたみやかけおさんと日暮里本社さんによる作品です。ミスターXの正体がいきなり明らかになる驚きの演出や作中作として展開される物語は日本古来の民話にあるような不思議な魅力にあふれています。

Poo’s WORLD


ウサテイ


数々のオマージュ作品を生み出したカギ氏制作による「東方萃翠酒酔」プロモーションムービーです。

locker room production


Fly me to the moon


同タイトル曲のPV。葉月ゆらさんの艶めかしい歌に会わせてショートカットの女の子が踊る姿がなんともクールビューティです。

La Mer ArtWorks


Our earnest wish


シリーズ10作目となるロボットアクションゲーム「ARMORED CORE LAST RAVEN」をアニメーション化した作品です。

【CloseUp Flash Reloaded】緊迫感あふれる時代劇FLASH


水戸黄門や忠臣蔵など日本の文化として根付き、今なお多くのファンに支持されている時代劇。そこには剣劇によるアクションだけではなく、人と人の間に生まれるドラマや現代人に失われがちな「美徳」、「奥深さ」がある。だからこそ我々日本人のこころを惹きつけて放さない魅力があるのではないだろうか。今回はそんな日本の魅力あふれた時代劇をテーマとした物語を紹介する。




土煙高田馬場

赤穂浪士四十七士の一人である堀部安兵衛の若き日のエピソードを描いた「高田馬場の決闘」のクライマックス部分をアニメ化した物語。FLASHオフラインイベント「flash★bomb’05」のトリを飾った本作は、躍動感あふれる動きを着物姿の人物で描く確かな画力、そして随所に見られる小ネタなどがエンタテイメント性のある時代劇アニメとして大きな反響を呼んだ。
「『高田馬場』を選んだのは、話が分かりやすく、セリフ抜きで音楽に乗せて一気に作れるし、ギャグなどの味付けも挿入しやすいと思ったことが大きな理由です。しかし、ただひたすら突っ走るだけなので、途中どんなイベントを入れようか、かなり悩みました。ただお話として200年以上も持ちこたえているのは、お堅い忠臣蔵のイメージとのギャップがあるからではないかと思います。どんなカッコいい奴でも、人に言えないような失敗談の10や20は持っています。主人公のくやしい気持ちが伝われば嬉しいです。」(日暮里本社氏)
また日暮里本社氏によると義理の叔父との関係を単純に表現するために小説に無い設定を用意したそうである。制作者のイメージを膨らませることによって、物語をよりドラマ性のある展開にすることができるのもFLASH制作の魅力の一つであろう。

Poo’s WORLD



巌流島

宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘を描いたアニメーション作品。今もなお多くの謎を残している結末を斬新な解釈で演出されているのが印象的だ。また、様々なカメラワークによって見せる間合いや、スローモーションで展開される一撃などが緊迫感あふれる映像を作り出している。
「この作品を作った頃はFLASHを初めて数ヶ月の頃でしたので、いろいろ手探りの中で作品を作っていました。技法としてはモーショントゥイーンという機能を主に使用しています。当時は、この機能を多層的に使用することで、アニメーションっぽい映像を作ることができることに喜びがありました。」(大沢駿氏)
アニメーションというとコマアニメに注目が集まりがちであるが、シーンによってはモーショントゥイーンも有効な手段であることを実証した作品と言えるかもしれない。

BEMOD