【CloseUp Flash Reloaded】怪物が登場するFLASHストーリー


古来から怪物というと人の形をした、もしくは人が変化した架空の生物を指し、人間から忌み嫌われる存在であることが多い。しかし怪物といえど完全な存在ではなく、どこかに苦手なものや弱点がある。そこから親近感が生まれ、人間との交流により様々なドラマが生まれる。今回はそんなどこか不完全な怪物が登場する物語を紹介する。



ハクシャクノテンシ


血を吸うことができない落ちこぼれの吸血鬼と自殺願望を持った天使の顛末を描いた武藤暁氏原作の物語をFlashアニメ化した作品。「箱庭演劇アニメーション」と位置づけられた本作は、朗読者の語りから始まり、幕や照明などを使った劇中劇による演出が取り入れられている。電柱や屋台ラーメンなど世界観を壊さない程度のチョットした演出なども見ていて楽しいが、お互い不完全な存在であるが故に惹かれあうところや、自己犠牲的な天使の行動がわかるラストなど、人間味あふれる姿に感動を受けた人も数多いのではないだろうか。
「世界観やキャラクターなど、原作を読んだだけでは得られない味付けをするのが私の役目でした。ストーリーと合わせてそこも楽しんでいただければ幸いです。」(nae氏)
本作品の他にも原作では、「マジョの物語」「死神のお仕事と天使のような彼女」「ハクシャクトテンシ」の3作が小説として公開されている。「箱庭演劇アニメーション」の第2弾が企画されているようであり多くのファンに続編が期待されている。

・製作:nae (N-GRAVITY)
・原作:武藤暁 (Love Bitch)
・楽曲:YASU (YASU pochi Guitar Diary)